世界規模で食へのニーズが多様化する中、アメリカ栄養士会の「ヴェジタリアン栄養実践グループ」(VN DPG)が考案した、異なる文化的背景を持つ4つの地域の「ヴェジタリアン・プレート」が発表されました。
各国の食文化をベースに、環境負荷に配慮した植物由来の理想的な食事配分を示すことで、栄養士が異なる文化圏の人々と適切にコミュニケーションを取り、交流できるためのツールとして活用してもらうのが狙いです。詳細はこちらから、https://www.vndpg.org/vn/idea/culture-plates
最新トピックス
世界の地域別「ヴェジタリアン・プレート」
アメリカ栄養士会年次総会「FNCE2023」申込開始
アメリカ栄養士会の年次総会「2023 Food & Nutrition Conference & EXPO」の申し込みが、6月13日(火)にスターとしました。今年は、標高1マイル(1600m)にあることから「マイル・ハイ・シティ」と呼ばれている、コロラド州の州都デンバーで開催されます。早割申込締切は現地時間の9月8日(金)までです。詳細はこちらから、https://www.facebook.com/eatrightPRO/
中東におけるスポーツ栄養の現状
昨年、サッカーのカタール・ワールドカップが開催された際に、中東では肥満が社会問題となっており、スポーツと食を通して国民の健康作りに力を入れる、カタール公衆衛生省の取り組みをご紹介しました。
その記事を読んでくださった、アラブ首長国連邦を拠点にスポーツ栄養コンサルタントとして活動する根本 裕理さんが、
「ヘルスケアコラム」において、中東の「スポーツ栄養」の現状を6回にわたってレポートしてくださいます。
夏場の平均気温が40~45℃のドバイにおける「猛暑対策」や「ラマダン」中東を拠点に活動する日本人栄養士として意識する「文化的視点」など、日本では、あまり見聞きすることのない情報が得られると思います。
成長期のジュニア選手を応援する食育セミナーの開催
熊谷市在住・在勤・在学の方、限定となりますが、成長期のジュニア選手の身体づくりを応援する食育イベントを開催します。
ラグビーW杯2019の会場にもなった熊谷ラグビー場で、地元の食材を使用し、理想的な栄養バランスで作られた「スポーツ弁当」を試食していただきます。また、座談会では、埼玉パナソニックワイルドナイツとアルカス熊谷の選手が登壇し、ジュニア期から現在に至るまでの食事にまつわるエピソードや、食べ方のヒントなどについてもご紹介します。
新刊図書のお知らせ
日本の栄養学の権威である佐々木敏先生の新刊『行動栄養学とはなにか?』が、6月中旬に、女子栄養大学出版部から発売になります。
日々の営みである食と、その積み重ねの結果である健康を、栄養データから読みとき、栄養の本質を探る一冊です。
詳細はこちらから、https://eiyo21.com/book/9784789554640/
アメリカのスポーツ栄養が学べるシンポジウムの開催
アメリカ栄養士会のSports and Human Performance Nutritionグループが
共同パートーナーを務める「2023 Sports Nutrition Symposium 7.0」が
6月19(月)~23日(金)の5日間、オンラインで開催されます。
講師は、アメリカで活躍するスポーツ栄養士や臨床心理士、
運動生理学の専門家が務めます。料金は無料。
https://www.mysportsd.com/sports-nutrition-symposium-7