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2023.10.7

青森県七戸名物「豆しとぎ」

出張先の青森県しちのへ産直七彩館で見つけた「豆しとぎ」。しとぎは、水に浸して柔らかくした生の米をついて粉にし、水でこねて丸めたもの。餅の原型ともいわれ、ハレの日に山の神や農神のお供えものとして大切にされてきた食べ物です。米が貴重な南部地方では、すった青大豆と砂糖を練り込み、生で食べたり焼きめが付く程度に焼いて食べるそうです。地元の方のお奨めでバター焼きにしたところ、青大豆の香りが新鮮でなんとも懐かしい味がしました。腹持ちも良く、糖質とたんぱく質が同時に摂れて、身体を使う農家の方達の貴重な栄養源となっているのでしょうね。